脳神経外科速報

Volume 28, Issue 8, 2018
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Techniques & Arts
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【私の手術論】 〝不良〟外科医の熱いプライドをかけて─本当の〝リア充〟を掴み取れ!
28巻8号(2018);View Description
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僕はちゃんとした脳神経外科医になりたかった.周りのスタッフから信用されて,きちっと自信を持って手術前,「自分はあなたを治せます」と思いながら患者さんにIC をする,そういう医師を目指してきました.僕にとって,人生の中心は脳神経外科医なので.今の若い子たちは,何かすごく素敵なところに行っておいしいものを食べて,「俺/私はこんなハッピーにやっている!」のが「リア充」だと思っているようですが,それは本当の「リア充」じゃない.なりたい自分になって,好きな仕事をして,周りの人から信用・評価され必要とされる,そんな中で過ごしていくことが本当の「リア充」じゃないですか? 僕はそう信じています. -
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【専門医に求められる最新の知識:脳腫瘍】 頭蓋底手術up-to-date─“経鼻内視鏡手術時代”における“経頭蓋顕微鏡手術”について
28巻8号(2018);View Description
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内視鏡手術における器具や手技の進歩は,頭蓋底正中部への安全で低侵襲な経鼻アプローチを可能とし,特に良性腫瘍は経鼻手術にて治療される機会が多くなっている.一方で,経頭蓋アプローチは,侵襲性で経鼻手術に劣ることが多いものの,立体視野下に広い術野を展開可能であることから,経鼻アプローチにて腫瘍摘出・出血コントロール・再建などが困難と予想される場合には経頭蓋アプローチの適応を躊躇してはならない.また,1つのアプローチでは摘出困難な腫瘍に対しては経鼻・経頭蓋の両アプローチを組み合わせたcombined surgeryや顕微鏡と内視鏡を組み合わせたhybrid surgeryによる腫瘍摘出・頭蓋底再建を検討する.今回はわれわれの経験をもとに,“経鼻内視鏡手術時代”における“経頭蓋顕微鏡手術”の役割について述べる. -
【専門医に求められる最新の知識:脳腫瘍】 細径シリンダーを用いた脳幹部海綿状血管腫の手術治療
28巻8号(2018);View Description
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内視鏡は深部であっても広く明るい視野を提供する.この特徴を活かし,脳内血腫に対するシリンダーを用いた内視鏡下除去術が報告され,近年では腫瘍性病変に対しても応用が進んできている.脳幹部海綿状血管腫は深部病変かつ,周辺に重要構造物が存在する非常に手術困難な疾患の一つである.われわれはこの病変に対して内腔6 mmの細径シリンダーを用いて摘出術を行ってきた.シリンダー内での繊細な剥離・摘出操作を行うためにはさまざまな工夫が必要となる.剥離操作では術者が内視鏡と鉗子を操作し剥離作業を行うone-hand technique,内視鏡を固定し吸引と鉗子操作を行うtwo-hand techniqueを使い分ける.適宜シリンダー内を水で満たしwet-field下での手術操作を行うことも重要である.また,従来の機器では対応が難しいことも多いため,独自の機器開発を行っている.脳幹部病変へのシリンダー手術の工夫,応用を紹介する. -
【こっそり入門 脳神経外科医のための分子生物学】 今さら聞けない臨床に必要な遺伝子診断 今さらですが……グリオーマにおけるBRAF遺伝子変異 予後マーカーにも治療標的にもなり得る近年注目の癌遺伝子
28巻8号(2018);View Description
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