Volume 15,
Issue 10,
2006
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特集
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院内マニュアルの作り方・生かし方
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インフェクションコントロール 15巻10号, 969-969 (2006);
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インフェクションコントロール 15巻10号, 970-977 (2006);
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①各医療施設でH5N1や新型インフルエンザ対策のマニュアルが必要である.②これらの感染症に関する正確な情報を収集することが大切である.③WHO(世界保健機関),CDC(米国疾病予防管理センター),各国保健省,厚生労働省のガイドラインが情報源となる.④フェーズ1〜2は,日ごろのインフルエンザ感染対策を実施する.⑤フェーズ3〜5は,H5N1,新型インフルエンザ封じ込めの時期である.⑥フェーズ6はパンデミック期である.⑦施設内ウェブサイトを用いて,マニュアルを公開し,意見を求める.
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インフェクションコントロール 15巻10号, 978-984 (2006);
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マニュアルが「絵に描いた餅」になってしまいがちなのはどうしてなのかを考えてみると,作成したことで安心してしまう,情報が共有されていないため理解不足である,言葉の定義がはっきりしていない,具体的な手順がないためにどうしたらよいのか分からない,などが原因として考えられる.感染予防対策先進国の英国では,ガイドライン,ポリシーマニュアル,標準作業手順書,オーデットの4点を整備して感染予防対策を実施している.マニュアルは,誰が見ても分かりやすいように文書化されていることが重要である.
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インフェクションコントロール 15巻10号, 985-989 (2006);
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小規模施設(診療所)においても,病院感染対策は必須であるが,マニュアル作成には多大な労力を要するため,マニュアルが未だに完備されていない施設は多い.感染対策は標準予防策と接触感染対策の徹底を基本に,各施設の診療内容に応じて,①患者処置時における手洗い励行,②調剤時における交差感染防止,③汚物処理時における交差感染防止,に重点を置いた簡潔なマニュアルを作成することがポイントである.
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インフェクションコントロール 15巻10号, 990-994 (2006);
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米国の感染対策マニュアルとは,Policy(基準・原則)とProcedure(手順)を文書化したものである.ある程度以上の規模の病院では,オンライン上でマニュアルを普及させている.マニュアルの内容は米国の「JCAHO」の基準を満たしていて,かつ現場に必要なことが細かいところまで網羅されている.これからマニュアルを整備していこうとしている医療関連施設では,ニーズにあった優先順位を決め,内容を少しずつ厚みのあるものにし,積み重ねていくことを期待したい.
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インフェクションコントロール 15巻10号, 995-1003 (2006);
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①マニュアル作成時から「よりよい運用」は始まっている.見やすい,読みやすい,一目で分かる,表や図を使用する.②マニュアル作成後は,「知らせる,やらせる,考えさせる」を工夫する.研修会を複数回開く(チャンス),写真やビデオなどの視覚映像を利用する(ビジュアル),新聞報道などの機会を利用して動機付けする(タイミング),マニュアルに沿って実際にやる(プラクティス).③マニュアルは定期的に改訂する(PDCAサイクル).
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インフェクションコントロール 15巻10号, 1004-1010 (2006);
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マニュアルには,実践現場に即した詳細な手順書が必要であり,教育したことを内部監査し遵守率を向上させることで,感染率の低減につながる.そのためには,与えられた医療環境で感染対策の実践の最善策をとることがきわめて重要となる.現状でのマニュアルにはここまでのものが非常に少ないため,これを解決する新しいマニュアルの考え方としてベストプラクティスの手法を用いている.
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インフェクションコントロール 15巻10号, 1011-1013 (2006);
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①集中治療室(ICU)は,院内で最も多くの職種の病院関係者が入室するので,マニュアルの作成にはすべての関連部門担当者を参加させる.②作成後は,実行・維持管理・改訂を行う(「絵に描いた餅」にしない!).③入室する患者さんは易感染性であり,かつ感染のディスパーサともなりうる.
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インフェクションコントロール 15巻10号, 1014-1016 (2006);
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①「マニュアル」とは,現場におけるHands-onの際に有用であることが第一義.②マニュアルの目的は,それに基づく行動を助成するものであるべきである.③日進月歩の変化に対応するために,随時修正していくべきである.④ガイドラインをもとに,各施設に適したマニュアルの作成を行う.⑤作成時には,看護師・内視鏡技師と内視鏡医(可能ならば感染対策チーム)との十分なディスカッションが必要である.
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インフェクションコントロール 15巻10号, 1017-1019 (2006);
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①血液透析施設における標準的な感染対策は,一般病棟で行われる標準予防策と,手術室における感染対策との間に位置するものである.②透析医療における感染対策として,日本では「透析医療における標準的な透析操作と院内感染予防に関するマニュアル」が,米国ではCDCから「慢性血液透析患者における感染予防の勧告」が発行されている.③院内でのマニュアルの作成に際しては,これらの内容をよく吟味したうえで,各施設の実状にあわせて作成すべきである.
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連載
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フロントエッセイ
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インフェクションコントロール 15巻10号, 947-947 (2006);
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写真で教えよう! 感染対策の“手技”
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インフェクションコントロール 15巻10号, 958-960 (2006);
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バッチリ身につくICTのための感染症対策
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インフェクションコントロール 15巻10号, 1020-1023 (2006);
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連載月刊CDCガイドラインニュース
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インフェクションコントロール 15巻10号, 1024-1024 (2006);
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連載
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沖縄美ら島だより
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インフェクションコントロール 15巻10号, 1026-1026 (2006);
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ICTニュースを作ろう
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インフェクションコントロール 15巻10号, 1028-1028 (2006);
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ICN Sachikoの感染対策奮闘記
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インフェクションコントロール 15巻10号, 1028-1028 (2006);
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IC日記
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インフェクションコントロール 15巻10号, 1033-1033 (2006);
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ロールプレイDe サーベイランス
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インフェクションコントロール 15巻10号, 1034-1039 (2006);
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投稿
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インフェクションコントロール 15巻10号, 1040-1045 (2006);
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