インフェクションコントロール

Volume 19, Issue 5, 2010
Volumes & issues:
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目次
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特集
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- “ なぜ” がさらにわかる 洗浄・滅菌DO NOT & エビデンス45
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8 やっぱり「素手」は疑問です
19巻5号(2010);View Description
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我々は血液などの付着した汚染器械・器具を,用手洗浄,超音波洗浄,ウォッシャーディスインフェクタ(以下,WD)などによって洗浄しています.その際,洗浄でより高い清浄度を得るために器械・器具を分解し,洗浄力の優れた洗浄剤を選定し,洗浄プログラムを変更するなどの努力を重ねています. 洗浄後の器械・器具は点検やセット組みの後にバッグやコンテナに封入(積載)して滅菌操作を行いますが,この清潔域における操作をほとんどの病院材料部では素手で行っています.指先の感覚は非常に鋭敏なことから,器械の微細な変化(劣化)を,手袋をしない素手のほうがより認識可能であることは理解できます. しかし,手指には当然ですが脂や微生物が付着しており,この付着物は洗浄後の器械・器具に必ず付着します.付着した微生物は通常の滅菌工程で問題なく滅菌されると思いますが,「洗浄後の器械に汚染物を付着させる行為」の妥当性について皆さんと一緒に考えたいと思います. -
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連載
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- フロントエッセイ
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- 感染対策 ラウンド・ザ・ワールド
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英国での興味深い取り組み 注入ポートの消毒/血液培養のキット化/ワクチン接種率向上プログラム/ 手指衛生遵守率向上の工夫
19巻5号(2010);View Description
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2010 年2 月23 日〜 27 日の間,英国に渡りました.この訪問の本来の目的は,特定非営利活動法人日本感染管理支援協会1)で毎年行っている「イギリス感染管理研修3 日間コース(皆さまぜひご参加を!)」の打ち合わせでしたが,病院を3 つ(チェルシー&ウエストミンスター病院,ウィッティントン病院,グレードオーモンド小児病院)訪問したときに「工夫を凝らしているなぁ」「そうなんだぁ」と思ったことをトピックス的に記載します.すでに皆さんの病院でも行われていることだったらご勘弁を. - このひとのとっておき/みんなでつくるインフェ川柳
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- 月刊CDCガイドラインニュース
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- 院内勉強会に使える 感染対策問題集
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- IC日記
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- プロの真価が問われる コンサル手順 冒頭10分
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RS ウイルス・ヒトメタニューモウイルス・ボカウイルスの場合
19巻5号(2010);View Description
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現場からの第一報を受け,担当者は限られた時間のなかでまず何を伝えられるか? 初動「10 分」こそプロの真価が問われるところです.その場で役立つ手順書を感染症ごとに連載します
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新しい編集委員からのメッセージ
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ニュース丸かぶり
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