インフェクションコントロール
Volume 31, Issue 7, 2022
Volumes & issues:
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目次
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連載
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新型コロナウイルス特別企画
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連載
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【たのしく学んで、さあ、始めよう! WHOの手指衛生多角的戦略!】 2の要素:研修教育 Training and Education
31巻7号(2022);View Description Hide Description
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Practical特集 【スタッフの関心度が高い今がチャンス! 「ウソ?ホント?これは困った」を解決!コロナ禍で成功した進め方】
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Monthly IC Journal
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【Current Knowledge for ICT】 Hospital Water Hygieneについて現状とICTの役割
31巻7号(2022);View Description Hide Description水回りの感染対策(Hospital Water Hygiene)は、意識しているつもりであっても、実際にはしっかりとつかめていないことが多い。手洗いシンクや水道から出てくる上水や、蛇口、シャワーヘッドなどへの微生物の定着リスクは予想以上といえる。しかも清掃や消毒だけでは解決しきれていない管理方法に関する問題点も残る。まずは、ICTがHospital Water Hygiene の問題を認識することから始めて、実現可能な対策water safety plan(水安全計画)を策定し実行に移していくことが急務である。
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新型コロナウイルス特別企画
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その他
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Advanced&Focus特集 【悩みを抱えるICTメンバーへ コロナ禍でのコンフリクトマネジメント】
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<1>医療現場におけるコンフリクトマネジメント(総論)
31巻7号(2022);View Description Hide Descriptionコンフリクトとは、さまざまな葛藤や緊張から人間関係の対立や軋轢が生じる状況のことである。生じている対立を解消し、問題解決に向けて行動する手法をコンフリクトマネジメントという。コンフリクトは「要求の対立」「価値観の対立」「感情的な対立」に分類される。コンフリクトは感情的な側面と実質的な側面に分けて対処する。コンフリクトに備えるためには、「自分の状態をよく知ること」「状況を読み解くための能力を強化すること」「内省力を高めること」「ボトムライン(譲歩できる最低ライン)をつねに考えておくこと」が大切である。 -
<2>患者・家族間のコンフリクトマネジメント
31巻7号(2022);View Description Hide Descriptionコロナ禍となり、入院患者・家族にとっての大きな変化は、面会制限によって患者と家族、医療従事者と家族が会いにくくなり、お互いの思いを伝えにくくなったことではないかと考える。医療従事者も、病状の説明や今後の治療方針など、家族に対面で伝えていたことが制限され、患者と家族両者の反応を見ながら思いに沿って進めてきた調整が、思うように実施できないことに葛藤を感じていた。このような状況から、今まで以上に、患者・家族の思いに寄り添い、その思いを「積極的に気付く力」が重要であると実感している。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の看護では、看護の基本である「観察」を十分に行い、急な隔離入院により混乱している患者に寄り添いながら、その患者の特性に合わせた看護を実施し、患者が安心して感染症治療を受けることができるように支援することの重要性を実感している。 -
<3>組織・医療従事者間のコンフリクトマネジメント
31巻7号(2022);View Description Hide Description長引くコロナ禍で、各医療施設は、国や地方の対応と方針に基づき一般診療と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療のバランスを図るために、さまざまな工夫や調整を行ってきた。そのなかでICTは、日常的な感染対策に加え、COVID-19に対応する診療チームや病院組織のリーダーを支え、自治体と連携して地域の医療施設を支援してきた。コロナ禍の医療施設における「組織間」、特にICTとその他チーム間で発生するコンフリクトやその背景、対応について、当院での事例を振り返りながら考察する。
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Campanio!
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【使いこなして、もっと伝わる!あなたのためのパワポ大全】実践! 発表スライド作成編 脱ダメスラ! 作成前に理解しておくこと!
31巻7号(2022);View Description Hide Description今回からはパワーポイントの一番の用途、「発表スライド」について作成のコツをお伝えしていきます。ダメなスライド(ダメスラ)を卒業して、イケてるスライド(イケスラ)が作れるようになりましょう! -
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【物語における病(やまい)の関わり】『沈黙のひと』ー秘められた想いを継ぐ
31巻7号(2022);View Description Hide Descriptionがんの告知は、運命の宣告という深刻な事柄として誰しもが捉えていることだろう。では、神経変性疾患についてはどうだろうか。十分に残酷に思えるが、世の中ではそれほど認知されていない。がん患者の手記は書店の一角を占め、感動の物語として小説や映像になっている。それは、病が命を奪うという能動的動作が明確だからだ。一方、パーキンソン病について語られた物語は少ない。それは患者自身が語ることができなくなるとともに、明確に命を奪う行為が見えてこないからだろう。『沈黙のひと』は、小池真理子氏が10 年ほど前に発表した作品である。パーキンソン病を患い死んだ父のワープロに残された文章や手紙から、幼きころに家庭を去った父の隠された人生を追憶する娘の物語である。すでに実体としては存在しないが、記録と記憶が重なることで親子の絆が次第に深まっていく。 -
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【医療者から医療者へありがとう】わからないことを情報共有してくれた先輩へありがとう/【一から学ぶ動画編集 各分野のエキスパートに聞いてみよう!】動画編集の課題と効率的に実施するシステム
31巻7号(2022);View Description Hide Description
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その他
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