インフェクションコントロール
Volume 31, Issue 9, 2022
Volumes & issues:
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目次
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連載
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新型コロナウイルス 特別企画
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連載
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【たのしく学んで、さあ、始めよう! WHOの手指衛生多角的戦略!】 4の要素:現場掲示 Reminders in the workplace
31巻9号(2022);View Description Hide Description
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Practical特集 【ウィズコロナでさらに徹底! 見逃しゼロを目指す!事例だらけの環境整備のポイント 30】
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<1>COVID-19流行でさらに重要となった環境整備の落とし穴
31巻9号(2022);View Description Hide Description環境整備は、平時から行うべき標準予防策である。漫然と実施するのではなく、感染伝播のリスクを意識し、適切な方法で実施する。環境整備の目的は、患者周囲環境から医療従事者の手へ病原体が伝播する感染経路を遮断すること、またはリスクを低減することである。高頻度接触面の範囲は、患者の疾患や症状から総合的に判断し、環境整備に関わるすべての人で共有する。環境整備の方法は、汚れや埃など環境に付着した病原体を除去するため、環境清拭が基本である。「何を用いるのか」に注目されることが多いが、大切なことは適切に「使いこなす」ことと、適切に実施できている状態を「継続する」ことである。 -
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Journal in Journal 【Monthly IC Journal】
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新型コロナウイルス 特別企画
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【Current Knowledge for ICT】 新型コロナワクチンのインフォデミックを止めるために
31巻9号(2022);View Description Hide Description
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Journal in Journal 【Monthly IC Journal】
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【今アツい! 感染界隈My Topic】 薬剤耐性(Antimicrobial Resistance,AMR)はどんな影響をもたらしている?
31巻9号(2022);View Description Hide Description
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新型コロナウイルス 特別企画
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Advanced & Focus特集 【ほかの施設のやり方を学ぶ! 新型コロナウイルスの危機を乗り越えた!物品管理の極意】
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<1>緊急時の物品管理のポイント
31巻9号(2022);View Description Hide Description個人防護具(PPE)の備蓄は、日常的な消費量をモニタリングし、パンデミックなどの危機的状況では想定よりも多く消費される可能性があることを念頭に置いて量を決めておくとよい。PPEは、単回使用が原則である。PPEの供給が滞り、やむをえず再使用する場合は、消毒や滅菌などの再処理が可能な場合に限定する。サージカルマスクは、適切な再処理ができないため再使用は難しい。一方、手袋、N95レスピレータ、フェイスシールド・ゴーグルは、消毒や滅菌などにより再使用することが可能である。 -
<2>数多くの物品が必要な大規模病院ではどうする?
31巻9号(2022);View Description Hide Description新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大は医療物流に大きな影響を与えた。大規模病院で管理している医療材料は多種多様であり、使用量も多い。物流の途絶は診療継続を困難にする。特に感染症拡大時は個人防護具(PPE)が必須であり、なくてはならない医療材料である。PPEの確保をさまざまな方法で行うとともに、発注方法の検討や日本の医療物流に精通した職員を配置するなどして、有事においても円滑に医療を提供できるような体制を構築しておく必要がある。 -
<3>平時からの備えがものをいう中小規模病院ではどうする?
31巻9号(2022);View Description Hide Description2020年1月下旬に不織布マスクが消えたとき、脳裏に浮かんだのは「兵へい站たん(作戦に必要な物資の補給・整備や連絡に当たる機関やチーム)を作ること。チームビルディング」である。現場の医療職が在庫管理を担うことで、状況判断を迅速に行い、物品を購買することができた。ICTがすでに整備されており、追加費用が発生しなかった。感染対策費用は、医療安全管理費として経費計上していたことが3年間の予防活動の検証に役立った。ワクチン接種やガウン制作などにあたっては、地域とのつながりが感染対策にも効果があった。 -
<4>物品を供給するメーカー側はどうする?
31巻9号(2022);View Description Hide Description個人防護具(PPE)のサプライチェーンは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生で甚大な影響を受け、一時期、PPEが枯渇するという危機的状況に陥った。パンデミックによる世界的な需要の急増が原因だが、各国の思惑など国際情勢も絡み、課題は複雑化している。PPEを国産化することは一つの解決策だが、国内回帰(リショアリング)しすぎるとコストが上昇し、病院経営を圧迫することになる。パンデミック時の国際協調、備蓄政策なども含め、バランスが重要である。政府は次に備えて、PPEの備蓄計画を進めており、調達すべきPPEの選定基準などもこの2年で整えた。ただし、医療施設自体も普段使い慣れているPPEの備蓄を政府任せにせずに、関連企業も巻き込んで推進するべきと考える。
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Report
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第10回 日本感染管理ネットワーク学会学術集会
31巻9号(2022);View Description Hide Description2022年5月20日(金)・21日(土)、第10回日本感染管理ネットワーク学会学術集会が奈良春日野国際フォーラム甍~I・RA・KA~(奈良県)にて開催された。2021年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響によりウェブのみでの開催であったが、現地での発表、ウェブリアル配信、オンデマンド配信を併用したハイブリッド開催となった。今回は会長の鍋谷佳子先生(大阪大学医学部附属病院)のもと、「繋がる 拡がる 深まる 感染管理」がテーマとして掲げられた。これまでに培ったCOVID-19対策の最新知見に関するセッションが多く見られた。
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Campanio!
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【カルチャー目線で指南! 患者さんとのコミュニケーション術こんなんどう?】“一回きり”の心意気が集中力を生む
31巻9号(2022);View Description Hide Description -
【5分でわかる!みえる! 新型コロナウイルスと感染対策総決算】新規コロナワクチンと4回目ワクチン接種について
31巻9号(2022);View Description Hide Description -
【使いこなして、もっと伝わる!あなたのためのパワポ大全】実践! グラフの魅せ方 シンプルグラフでメッセージを明確に!
31巻9号(2022);View Description Hide Description -
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【物語における病(やまい)の関わり】夏物語―生まれること、産まされること、そして出自とは
31巻9号(2022);View Description Hide Description私が中学生だったころ、黒人作家のアレックス・ヘイリー氏が自身の家系を辿り奴隷として連れてこられた先祖の半生を描いたテレビドラマがヒットした。物語の表題である『Roots(ルーツ)』という語句はそのころから使われるようになったと思う。両親に囲まれ、時々父方、母方の祖父母に会う。それが当たり前の環境で育った人が多いだろう。離婚率が35%程度の今、自分の遺伝的な父や母がどこかで生きていると想いを巡らせる人も多いと思われる。 -
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【医療者から医療者へありがとう】いつも先回りしてスタッフに声をかけてくれる同僚へありがとう/【一から学ぶ動画編集 各分野のエキスパートに聞いてみよう!】医師の手術における動画編集について
31巻9号(2022);View Description Hide Description
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その他
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