整形外科看護

明るく楽しく，やりがいのある環境で仕事がしたい．そんな気持ちは誰でも同じです．スタッフのやる気を引き出すために，積極的に取り組んでいる施設の実例を紹介します．

毎日の業務のなかでフッと感じる「ここはこうしたほうが…」という小さな気づき．アンケート用紙を使った香川県立中央病院の取り組みを，竹内妙枝ただえ北7 病棟師長に紹介していただきました．

整形外科単科のクリニックは一般病院の整形外科病棟とは，環境が少し違います．だからこそできる取り組みを，ないとう整形外科スポーツクリニックの戸田美奈子師長にうかがいました．

「人工関節・術前説明会」は，関西労災病院で人工股関節置換術・人工膝関節置換術を受ける患者を対象に，2006 年4 月から始まった集団指導です．この集団指導では，ドクター・外来ナース・急性期病棟ナース・回復期病棟ナース・リハビリテーションスタッフが，それぞれの立場から入院治療について説明を行っています．今回は，集団指導を始めて半年たった同院で，これを始めた経緯や以前と何が変わったのかなどについて，お話をうかがいました．（2006 年10 月13 日/綾目・小川）

関西労災病院は大通りに面しているが，1歩敷地内に入れば，公園や中庭の緑があり，癒しの空間をつくっている．病棟に入ってもそれは同じ．南北の病棟をつなぐ廊下は明るい日光が差し込んでいた．そんな同院で，急性期整形外科の北8 病棟・南8 病棟の両師長にお話をうかがった．

前回は，面接調査の仕方，特に面接の仕方についてお話をいたしました．今回は，面接で収集したデータの分析方法についてお話をいたします．