整形外科看護

大阪と京都の間、高槻市にある北摂総合病 院。「地域の方に安心と満足を」と理念に掲 げる同院は、素朴な味わいの外観が閑静な 住宅街のなかによく馴染んでいる。今回訪 れた4階病棟は整形外科と小児科の混合病 棟だが、ほとんどの病床は整形外科として 運用されているという。地域の大腿骨近位 部骨折の高齢患者が多く入院している同病 棟では、どのような取り組みをしているの だろうか。その内容を報告する。

会長の遠藤直人氏（新潟大学大学院医歯学総合研究科 機能再建医学講座 整形 外科学分野 教授）のもと開催された本学術総会は、参加登録者が 10,700 人を超 え、また本誌連載「整形外科の歴史」でおなじみの蒲原宏氏が基調講演をされる など、たいへんな盛会となった。そのなかで、日本整形外科学会と日本運動器看 護学会が“協働”（本会テーマの 1 つ）して行われたシンポジウムは、同じテー マを看護師と医師の 2 名が講演するというたいへん興味深い内容であったので、 その概要を報告する。

会長の山本恵子氏（九州看護福祉大学）のもと、横浜で第18回日本運動器看護学会学 術集会が開催された。「支えよう・育てよう‘当事者’と共にある運動器看護」をテーマ とし、シンポジウム・テーマ別情報交換会などさまざまなプログラムが行われ、2日間 で400人を超える参加者が集まった。今回は、会長講演とテーマ別情報交換会について 報告する。