眼科ケア

Volume 11, Issue 5, 2009
Volumes & issues:
-
第一特集
-
- 新人さん必見 マンガでまるごと!目の病気
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
第二特集
-
- 明日からできる患者接遇 目配り、気配り、心配り
-
-
1.受付・会計での接遇 笑顔と挨拶のもてなし
11巻5号(2009);View Description
Hide Description
当院の医事課の組織は、5 部門(図1)から構成されており、総勢27 名で業務しています。すべての部門において患者様と接する機会があり、その場その場に合った接遇を心掛けながら業務に取り組んでいます。 「受付から始まり会計で終わる」この流れは、多くの医療機関で共通なのではないでしょうか? 病院の“ 顔” であることを強く認識し、テーマにもあるように「笑顔と挨拶のおもてなし」を医事課の目標として接遇に取り組んでいます。 -
2.検査室での接遇 まずはお話を聞かせてください
11巻5号(2009);View Description
Hide Description
皆さんの勤務する病院では、毎日多くの患者様との出会いがあることでしょう。最近では病院の評価のなかで「接遇」の占める割合が大きくなってきているようです。ただ診察してもらうことだけではなく、来て良かったということが、満足度をさらに高める評価のポイントになっているようです。言葉遣い、笑顔など各自気にしてはいることですが、患者様に満足してもらうためには、ほかにどのような態度で臨んだらよいのでしょうか。家庭でのお客様へのおもてなしを参考にしてもよいと思います。まずは、目配り、気配り、心配りの力を磨いてみませんか。 -
3.病棟での接遇 安心を与えるコミュニケーション
11巻5号(2009);View Description
Hide Description
当院は白内障手術件数が多く、平均在院日数も短いため、患者様と接する時間が短くなりがちです。そこで私は、普段の業務では一人ひとりの患者様へのコミュニケーションを大切にするよう心掛けています。 毎日多くの入退院で、慌しく患者様が変わっていく状況のなかで、患者様のお名前とお顔を一致させ、左右どちらにどのような手術を行うのかなど、患者様の情報を確実に把握しておくことが大切だと考えています。これらは基本的なことですが、間違った情報で業務を先に進めてしまえば、患者様に多大な迷惑をかけ、その後に不安と不信感を与えてしまうことになります。そのため、スタッフー同、日々気を引き締めて業務に取り組んでいます。 私たち医療者側にとって、入院や手術は日常的な出来事です。しかし患者様にとっては、入院するということ自体が非日常的なこと。手術となれば、一生に一回あるかないかの出来事となります。患者様の立場に立って考え、患者様にとっては特別な出来事であることを肝に銘じて接する必要があると考えます。したがって、不安を抱えながら入院してくる患者様に安心して手術を受けていただくため、努力をしていかなければなりません。本稿では、その一つとして「安心を与えるコミュニケーション」について考えてみました。
-
連載
-
- こんげつの眼底
-
- ポイントチェック!眼科手術の説明・準備・介助
-
隅角癒着解離術
11巻5号(2009);View Description
Hide Description
隅角癒着解離術は癒着した隅角(線維柱帯という排水溝に虹彩が病的に張り付いて、水の流れが悪くなっているところ)をヘラのような専用の器具(隅角癒着解離針)ではがし、水の流れを良くすることで眼圧を下げる緑内障に対する手術です。 - 検査がもっと深くなる! そ〜だったのか 目トセトラ
-
隅角は、検査用コンタクトレンズを付けないと絶対に見えないのですか?
11巻5号(2009);View Description
Hide Description
何となく「位置関係から細隙灯顕微鏡のスリット光の角度を調整することで隅角が見えそうだ」と思ったことはありませんか? 筆者はしばらくの間、そう思っていました。しかし、隅角は検査用コンタクトレンズ(以下、CL)の助けがなければ見えません。 中学校の理科の応用です。プールなど水の中で目を開けてもぼんやりとしか見えませんが、ゴーグルを装用すればくっきり見えます。プールの中で安全性が保障されているCL は存在しませんが、CL を装用したままプールに入っている人は存在しています。CL のまま水中に入るとぼんやりしか見えませんが、CL の上にゴーグルを装用すればよく見えます(決して薦めているわけではありません)。しつこいですが、ゴーグルの中に水が入ればぼんやりしか見えなくなります。なぜでしょう?(これは「疑問2」として後ほど解説します) 光の性質を思い出してください。幾何光学です(光は波の性質を持っているという「波動光学」ではありません。光の散乱などは波動光学で扱いますが、いずれ本連載で触れることがあるかもしれません)。 今回の問題を解決するポイントは、屈折の法則と、角膜の90%以上は水であることです。 - ここにフォーカス!多焦点レンズ
-
CL編:基礎知識
11巻5号(2009);View Description
Hide Description
調節力が減退すると、遠方に合わせた単焦点のコンタクトレンズ(以下CL)では近方が見づらくなります。このような患者には遠近両用CL の処方を検討します。遠近両用CL には二重焦点レンズ(バイフォーカルレンズ)と多焦点CL(マルチフォーカルレンズ)が使用されます。多焦点CL は焦点がたくさんあるというのではなく、レンズの屈折力が中心から周囲に向けて連続的に変化するので、正しくは累進屈折力レンズ(プログレッシブレンズ)です。二重焦点CL と多焦点CL(累進屈折力CL)は光学的およびデザイン的に異なるものですが、本稿では多焦点CL(累進屈折力CL)を広義に解釈して、二重焦点CL を含めたものとして、遠近両用CL による老視の矯正について知っておきたい基礎知識について述べます。 - メがでる話
-
- Dr.マイケルの メバチコってナンだョ?
-
マスクの季節
11巻5号(2009);View Description
Hide Description
「マスクの流行」という広告に目が止まりました。日本ではマスクをする人たちが多いです。しかし、マスクが流行するのは日本だけでしょうか。たしかにマスクにはいろいろな形やスタイル、色がありますね。いつかデザイナーズマスクが出てくるでしょう。僕も最近マスクをするようになりました。その背景をお話します。 - 転んでもタダでは起きるな!ORTのベリーズ体験記
-
- 私の提言、苦言、放言
-
- ごきげんナースとごきげんドクター
-
- メガネ屋オヤジのEye Love通信
-
「目」に見えないテクノロジー
11巻5号(2009);View Description
Hide Description
「マスクの流行」という広告に目が止まりました。日本ではマスクをする人たちが多いです。しかし、マスクが流行するのは日本だけでしょうか。たしかにマスクにはいろいろな形やスタイル、色がありますね。いつかデザイナーズマスクが出てくるでしょう。僕も最近マスクをするようになりました。その背景をお話します。 - デイサービスの現場から 見えにくい高齢者のための介助あれこれ
-
食べ物の配置を知らせる方法
11巻5号(2009);View Description
Hide Description
「サポーター・ミズキ」は介護保険のデイサービス施設です。介護保険の要支援または要介護の認定を受けた人が日中通所し、介護と機能訓練を受けています。利用者の大半は網膜色素変性症や糖尿病、脳血管疾患などで視覚に障害のある高齢者。楽しい時間を過ごし、在宅生活への活力を高めるための支援が主たる目的です。この連載では毎回、ここで行われている工夫や介助を読者の皆さんに紹介していきます。
-
インタビュー
-
- 眼科ケアな人たち
-
-
施設紹介
-
- となりの施設に聞いちゃいました 教えて! 眼科クリニック
-