眼科ケア

Volume 11, Issue 7, 2009
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第一特集
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- スタッフも患者さんも安心! コンタクトレンズ装用指導ステップ5
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1.これだけは伝えよう! コンタクトレンズ装用の心得
11巻7号(2009);View Description
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コンタクトレンズ(以下、CL)は目に直接接触する、屈折矯正のための医療機器であり、安全・快適に装用することが求められています1)。しかし、CLの取り扱いは装用者に委ねられており、装用者の多くはレンズや正しいレンズケアを理解していません2)。そのため、CL 処方の後にレンズの管理とケアについての教育、すなわち処方した医師とコメディカルによる繰り返しの説明と指導が必要です。 -
2.安心して装用できる! ハードコンタクトレンズ装脱着訓練のポイント
11巻7号(2009);View Description
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初心者に限らず、すべてのレンズユーザーにいえることですが、レンズを取り扱う前には、爪は短く切り、手は石けんでよく洗うことが重要です。女性には、化粧はレンズ装着後に行うように説明します。これはレンズ装着前に行うと、手を洗っても化粧品に含まれる油汚れなどが残り、それがレンズに付くことによってくもりや異物感の原因となるからです。また、レンズを装着する前に、レンズに傷や破損がないかをチェックし、異常のあるレンズは絶対に装着させないように指導します。 -
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4.小児・高齢者へのコンタクトレンズ装用指導のポイント
11巻7号(2009);View Description
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コンタクトレンズ(以下、CL)は適切に使用することで安全に、快適に装用することができます。しかしながら、CL は涙液を介して角膜に接しているため、誤った取り扱いを行うと感染症などの重篤な合併症をひき起こすことも事実です。そのため、CL 診療にあたっては適切な装用指導を行うことが不可欠です。現在、CL は社会的にも広く知られており、テレビのCM などの影響もあり、CL 装用を希望する患者さんの低年齢化、高年齢化がみられます。CL の種類も1日使い捨てレンズから遠近両用型まで、さまざまな製品が開発され、小児や高齢者にも対応できる状況になってきており、小児や高齢者に装用指導を行う機会も増えてきました。本稿では、小児、高齢者に対するCL 装用指導のポイント、あらかじめ伝えておきたいことについて、わかりやすく説明します。 -
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第二特集
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- 整容面にかかわる眼瞼形成手術
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1.上眼瞼皮膚弛緩症
11巻7号(2009);View Description
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上眼瞼の皮膚は加齢に伴い弾性を失い、次いで重力により下方へ垂れ下がってきます。上眼瞼の皮膚が下がってくると、患者さんは「目が重い」「腫れぼったい」「暗い」など、さまざまな言葉で訴えます。皮膚が弛緩して厚ぼったくなり、上方から睫毛が押し下げられるため、重苦しく感じられるようになります。また、弛緩した皮膚が瞳孔を覆い隠すことで、上方の視野障害や視力障害もひき起こします。 -
2.眼瞼下垂
11巻7号(2009);View Description
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いわゆる有名どころのドクターは、この原稿を読まないでください。たとえ読んでも、無名ドクターの駄文ですので、笑って済ませる度量の広さを期待いたします。細かいツッコミやマジギレは禁止です。 -
3.上眼瞼内反症
11巻7号(2009);View Description
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上眼瞼内反症は日常診療でよく見かける疾患です。睫毛が角膜に触れることにより生じるさまざまな角膜障害は、視力障害をもたらす可能性もあり、また患者さんが感じる不快感は耐え難いものであることは想像に難くありません。 上眼瞼内反症の術式の一つとして知られる埋没法は、一般的には重瞼作製(いわゆる二重まぶた)の手術として知られ、その手軽さから美容外(科にて頻繁に行われている手術です。しかしながら、その詳細についてはあまり知られてはおらず、患者さんは整容的に過度の期待を抱きやすい手術であることから、術後のトラブルも生じやすい術式の一つに挙げられます。 本稿では美容外科的側面からではなく、あくまで眼科的機能的側面からの適応、術後のケアを中心に解説します。
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連載
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- こんげつの眼底
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- ポイントチェック!眼科手術の説明・準備・介助
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涙?鼻腔吻合術
11巻7号(2009);View Description
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涙?鼻腔吻合術(DCR)には皮膚を切開して行う鼻外法(EX-DCR)と、鼻内視鏡を用いて行う鼻内法(EN-DCR)とがありますが、ここでは鼻内法を中心に解説します。 - 検査がもっと深くなる! そ〜だったのか 目トセトラ
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- デイサービスの現場から 見えにくい高齢者のための介助あれこれ
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食楽訓練で広がっていく生活事例
11巻7号(2009);View Description
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これまでも述べてきましたように、「サポーター・ミズキ」では食事に関しては、食楽訓練に取り組んでいます。「食楽」とは、「楽に食事ができる」「食事を楽しむことができる」という二つの意味を持っています。 今回は食楽訓練により食事方法が広がり、社会参加の意欲を高めていったサポーター・ミズキでの事例を通して、食楽訓練の基本的な考え方について説明します。 - Dr.マイケルの メバチコってナンだョ?
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- 転んでもタダでは起きるな!ORTのベリーズ体験記
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- 私の提言、苦言、放言
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- ごきげんナースとごきげんドクター
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- メガネ屋オヤジのEye Love通信
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- ここにフォーカス!多焦点レンズ
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CL編:実践(1)
11巻7号(2009);View Description
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前々回ならびに前回は遠近両用のコンタクトレンズ(以下、CL)に関する知っておきたい知識について述べましたが、今回は遠近両用ハードコンタクトレンズ(以下、HCL)と遠近両用ソフトコンタクトレンズ(以下SCL)の代表的な症例を提示して、簡単な解説をします。
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インタビュー
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- 眼科ケアなモノたち
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施設紹介
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- となりの施設に聞いちゃいました 教えて! 眼科クリニック
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