眼科ケア

霊長類のなかで「白目」があるのはヒトだけ。この事実を研究によって明らかにした小林先生は、以前から人一倍「目」に対する関心が強い。モアイ像に本当は目がついていたことを知ったときの感動が今も忘れられない。そんな小林先生が最近気になる「目」と「心」の話。

2018年10月11日（木）〜14日（日）、東京国際フォーラム（東京都千代田区）にて、第72回日本臨床眼科学会が開催された。山本修一先生（千葉大学大学院）が学会長を務め、本学会のメインテーマである『見えるを守る』という眼科における原点に立ち戻るべく、約9,000人を超える参加者が集い、活発な議論が交わされた。ここでは、緑内障学についての特別講演、進化するコンタクトレンズの検証を取り上げたシンポジウムについて、レポートする。