眼科ケア

Volume 25, Issue 6, 2023
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目次
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特集 【まるごと 屈折異常 ~病態、検査、屈折矯正を押さえる~】
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【1章 屈折異常(近視、遠視、乱視)の病態】
25巻6号(2023);View Description
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現代の生活は、パソコンやスマートフォンなどのデジタルデバイスの普及により、長時間にわたる室内での作業などが増えてきました。眼科スタッフはそのような現代の生活環境によってひき起これる屈折異常に関するリスクを認識した上で正確な知識を身に付け、検査技術を向上させていくことがより求められています。まずは屈折の基本である近視、遠視、乱視、そして、老視についてわりやすく解説します。 -
【2章 検査】 <1>他覚的屈折検査
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屈折検査は屈折異常である遠視、近視、乱視の度数を調べることが目的です。機器を使用して屈折値を調べる他覚的屈折検査と、患者さんの応答をもとにレンズ交換法にて屈折値を調べる自覚的屈折検査があります。自覚的屈折検査を円滑に行うための参考値として、先に他覚的屈折検査を行うことが一般的です。本稿では、他覚的屈折検査で広く用いられている据え置き型オートレフラクトケラトメータ(以下、オートレフ)を主に解説します。 -
【2章 検査】 <2>視力検査・自覚的屈折検査
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視力とは、一般的には物体の形状や存在を認識する目の能力ですが、学問的には視力は2点、または2線を分離して識別できる目の能力であると定義されています。視力検査は患者さんの見え方を定量化、数値化して視機能を評価することを目的として、裸眼視力と矯正視力を測定します。矯正視力は他覚的屈折検査から得られたデータと患者さんの応答をもとに球面レンズ、円柱レンズで屈折矯正をして最高視力を求めます。これが自覚的屈折検査であり、この最高視力が得られたときの矯正値はその目の屈折値を表します。 -
【2章 検査】 <3>角膜形状解析
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角膜形状解析は白内障手術における眼内レンズ(intraocular lens;IOL)度数の計算、コンタクトレンズのトライアルレンズのベースカーブの決定、トーリックIOLの適応の判断となる乱視度数を評価するための角膜曲率半径の測定のほか、円錐角膜やペルーシド辺縁角膜変性など角膜形状に異常を来す疾患の評価や、多焦点IOLやトーリックIOLの適応判断に必要な角膜形状異常の判定、評価をすること、視機能に対して悪影響を及ぼす不正乱視の検出などを行う重要な検査です。 -
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【すべてのギモンに答えます 眼内コンタクトレンズQ&A】 眼内コンタクトレンズでどれだけ見えるようになるの?
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眼内コンタクトレンズ手術では、網膜像倍率の違いによって術前眼鏡視力より術後視力が向上します。全国多施設共同研究では、裸眼視力1.0以上の症例が94%、平均裸眼視力1.41と良好でした。従来のレーシック手術と比較しても見え方の質や満足度に優れています。 -
【マンガでわかる!できる!ロービジョンケア】 会社や産業医と連携を取ってみよう
25巻6号(2023);View Description
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本連載では外来など、実際の現場でロービジョンケアを行うために知っておきたい知識やノウハウをマンガでわかりやすく解説します。あなたもロービジョンケアをマスターして視覚障害者のQOL をぐっと高めましょう! -
【臨機応変に対応できるようになる! シーン別 眼科の判断力トレーニング】 「待ち時間が長すぎる」と患者さんが怒っている・ポイントと解説
25巻6号(2023);View Description
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Campanio!
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【古典落語と医療の深いカンケイ~笑いは百薬の長と申しまして~】検索しないで推理しよう♪ 古典落語「てんしき」
25巻6号(2023);View Description
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【もう「関係ない」なんて言えない!医療従事者が知っておきたい! 感染対策のスタート地点】換気したいけど、外が暑いので熱中症も心配! どうしたらいいですか?
25巻6号(2023);View Description
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新型コロナウイルス感染症の流行により、感染対策における換気の重要性が見直されています。換気とは、外気を取り込むことで室内の空気を“ 希釈”することをいいます。空気中に漂うエアロゾル(それに付着した病原体)の数を減らし、感染リスクを低減することが期待されます。今回は、外気温と室温の差が大きな季節でも、快適に換気するための工夫についてお話しします。 -
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【発明楽で学ぼう!医療機器の発明のコツ】実践編 パート1:「×(かけ算)の発明」
25巻6号(2023);View Description
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みなさん、こんにちは! 発明の発想法を4 つに分類した『発明楽』、いよいよ実践編です。今回は、「×(かけ算)の発明」を活用した実例を紹介します。ある分野では当たり前の知恵を別の分野にもかけ合わせて活用する“ 転用” の発明を「× の発明」と名付けました。私はよく、新しい技術を紹介するテレビ番組を見るとき、転用のメガネをかけて見ます(ただのメガネですが…)。常に、何か医療に応用できることはないか!? というマインドセットで臨むと、ふとした拍子にその技術と現場の困りごとがピンッとつながります。 -
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【Dr.佐竹がナビ!アプリ&モバイルヘルスプログラム】ascure®卒煙プログラムって何?/【まいにちできるスキンケアのワンポイント】マスクを着用している場合の肌荒れの対策法
25巻6号(2023);View Description
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