糖尿病ケア
Volume 6, Issue 12, 2009
Volumes & issues:
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特集
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- ロールプレイングでよくわかる! 患者教育に使いたくなる保健行動モデル
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1.患者教育に使える保健行動モデル 支援内容の振り返りに役立つクライアントの保健行動相互作用モデル(IMCHB)を中心に
6巻12号(2009);View Description Hide Description糖尿病患者さんにかかわっている施設では、何らかの患者教育を行っているのではないでしょうか。本稿では、患者教育の指針や根拠を考えるときに活用できる保健行動モデルの概要や使い方を説明します。そのなかでも、医療者が行っている支援内容が十分かどうかの振り返りに役立つ、Cox が提唱した「クライアントの保健行動相互作用モデル(The interaction modelof client health behavior、以下IMCHB)1) を中心に紹介します。 -
2.糖尿病患者のセルフマネジメントに役立つ技法と相互作用モデル(IMCHB)
6巻12号(2009);View Description Hide Description近年、糖尿病患者さんのセルフマネジメントを高める技法として、行動療法の技法の一つであるステップバイステップ法やセルフモニタリング法などが臨床現場において使われています。糖尿病患者さんが糖尿病健康手帳に血糖値や血圧値などを記入する、それがまさしくセルフモニタリング法であり、数値などを客観的に振り返ることで、体調管理に活かされています。 本稿では、保健行動モデルの一つである相互作用モデル(IMCHB)と行動療法の技法であるステップバイステップ法やセルフモニタリング法との関係について述べます。先の章で説明があったとおり、保健行動モデルは保健行動成立についての命題をモデル化したもので1)、保健行動に至るまでの各要素との関係性を図示しています。保健行動モデルにある各要素を見ていき、その要素を刺激、またはアプローチする方法として、ステップバイステップ法やセルフモニタリング法などの行動療法の技法を使います。 -
- 4.ロールプレイングで実感! 相互作用モデル(IMCHB)を使った患者指導
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連載
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- 巻頭言
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- その案いただき! 糖尿病患者さん指導用アイデアグッズ
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- 1型糖尿病患者日記 糖尿病と向き合う瞬間
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- 2型糖尿病患者日記 糖尿病と向き合う瞬間
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- Dr.サトーがアドバイス! 療養指導おなやみ解決塾
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- これからの食事療法がかわる! カーボカウント・マスターガイド
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インスリンポンプと応用カーボカウント
6巻12号(2009);View Description Hide Descriptionこのシリーズも終盤となってきました。「カーボカウントってこんなに簡単なんだ」「なんとなくわかってきた」「明日からでも指導できそうな気がする」などいう印象を持っていただけたでしょうか? さて、今回は前回までとは少し話を変え、インスリンポンプとカーボカウントについての話をします。現在、当院では100 名を超える患者さんがインスリンポンプを使用して、インスリン持続皮下注入(CSII;ContinuousSubcutaneous Insulin Infusion)療法を行っています。CSII 療法は、インスリン治療のなかで最も生理的なインスリン分泌に近似した治療が可能であり、かつカーボカウントを最も活かすことのできる治療法であると考えています。 そこでまずは、CSII 療法の基本であるベーサル(基礎)注入とボーラス(追加)注入の意味を示します。誌面の都合上、詳しいCSII 療法の解説はここでは割愛し他書1)に譲りますが、インスリンポンプを用いている患者さんがカーボカウントを行う際に、便利な機能を紹介したいと思います。 - トピックス 糖尿病×新型インフルエンザについて正しく理解しよう! < 前編>
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- デンナースのヒュゲリな生活
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- おさえておきたい 糖尿病の海外文献
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- あなたの町の糖尿病看護認定看護師
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- 知っておきたい! 深めたい! 糖尿病の用語解説
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- 明日の指導に加えたい 糖尿病のくすりのはなし
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糖尿病ケア第6巻総目次
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