ニュートリションケア

今回の期待の星は、大阪府堺市にある近畿大学医学部堺病院の宮田紘世さんです！

チーム医療で取り組む栄養管理の大切さや、一緒に働く管理栄養士に対して日ごろ感じていることなど、他職種の目に映る食事、栄養、そして管理栄養士という存在についてあたたかいメッセージをいただきました。毎月少しずつご紹介します。

術後食や病院食は地域の食文化と深くかかわっています。世界各国ではどのような食事が提供されているのでしょうか。提供される食事から、その国の栄養管理に関する考えかたや栄養士のかかわりかたが見えてきます。

2017年7月1日（土）～ 2日（日）、はまぎんホール ヴィアマーレ（神奈川県横浜市）にて、「第5回日本腎栄養代謝研究会（旧日本腎不全栄養研究会）学術集会・総会」が開催された。管理栄養士は現在の栄養療法について議論し、再考する必要があるとともに、専門性をいかした研究を行うことに躊躇せず、前進すべき時期であるという意味を込めて、大会長の北島幸枝先生（東京医療保健大学）より、「慢性腎臓病治療新時代に適応した栄養管理の再考と挑戦」というテーマが示された。慢性腎臓病の栄養療法の質を高め、患者のよりよい治療につなげるため、活発な意見交換が行われた。

2017年7月1日（土）、2日（日）の2日間にわたり、大妻女子大学千代田キャンパス（東京都千代田区）にて「第5回日本在宅栄養管理学会学術集会」が開催された。会長の中村育子先生（福寿会福岡クリニック）から示された今回のメインテーマは「在宅訪問栄養食事指導の拡大に向けて～地域で広げるために～」。のべ1,500人弱の参加者が集まり、地域包括ケアシステム時代の在宅栄養管理について多彩なプログラムが発表された。