ニュートリションケア

今回の期待の星は、宮城県仙台市にある東北大学病院の安藤芙美さんです！

チーム医療で取り組む栄養管理の大切さや、一緒に働く管理栄養士に対して日ごろ感じていることなど、他職種の目に映る食事、栄養、そして管理栄養士という存在についてあたたかいメッセージをいただきました。毎月少しずつご紹介します。

術後食や病院食は地域の食文化と深くかかわっています。世界各国ではどのような食事が提供されているのでしょうか。提供される食事から、その国の栄養管理に関する考えかたや栄養士のかかわりかたが見えてきます。

管理栄養士として働きはじめたが、どうも仕事がうまくすすまない、病棟に上がろうと思っても時間がつくれない、栄養部門で働く調理師や事務員ともしっくりいかない、相談する先輩も身近にいない……。そんなふうに悩んでいる人はいませんか？ この連載はこのような悩みを抱えるかたに読んでほしいと思っています。管理栄養士という職業に憧れを抱いて仕事をはじめてみたものの、挫折して退職した多くの若い管理栄養士をみてきた先輩からの励ましのページです。

2015年3月28日（土）〜29日（日）、仙台国際センター（宮城県仙台市）にて、南文子先生（公益社団法人宮城県栄養士会）を会長として、「第34 回食事療法学会」が開催された。テーマは「ありがとう 伊達の国から新たな一歩」。当初は、2012年3月に第31回大会として宮城県で開催予定であったが、2011年3月11日に発生した東日本大震災により、開催が不可能との判断され、急遽東京での開催に変更になった。震災から4年が経過し、東北の復興をあらためて全国の管理栄養士に伝える絶好の機会ととらえ、宮城県栄養士会医療部会の熱意により、今回の開催に至った。