YORi－SOUがんナーシング

がん患者さんに最善のケアを！寄り添いを！と、がんばっておられる読者の皆さんへ。日々生じてくる“もやもや”との付き合いかたを、村上先生にうかがいました。

Part2は、“もやもや”の事例ごとに先輩ナースから具体的なアドバイスをもらいます。読者の皆さんもこういった悩みに心当たりがあるのではないでしょうか？

Part3では、実際に“もやもや”を感じている現役ナースが登場してくれました。ご監修の村上先生とがん看護専門看護師の先生がたに、リアル相談をします。

「体力温存療法」とは、倦怠感が強い時間帯と弱い時間帯を知り、倦怠感が弱い時間帯に、1 日のなかで優先度が高いと思う活動をするといった、1 日の体力を配分する方法です。

運動は治療中から始めると、体力や筋力の低下を防ぎ、だるさなどの症状を和らげる効果が期待できます。大切なのは無理なくご自分のペースで続けることです。

調理師出身の看護師と管理栄養士がタッグを組み、患者さんの症状や副作用に合わせたレシピをご提案。ダウンロードできるので、印刷して患者さんに渡すなどご活用ください。

がん患者さんの QOL に大きく影響を与える皮膚障害。本連載では、特定行為研修を修了した皮膚・排泄ケア認定看護師が、写真をふんだんに使い、スキンケアの実際を解説します。

がん放射線療法看護認定看護師が、看護師からの切実な“困りごと”にアドバイス。患者さんからの“困りごと”相談に活かせる、ダウンロードシートもご活用ください！

「短い時間のなかで患者さんや家族にどうお声がけすればいいのか……」。そんな悩める外来看護師へ、公認心理師がアドバイス！お声がけ、質問例をご提案します。

がん患者さんは、治療の副作用やがんの進行に伴い、さまざまな口腔合併症を発症します。本連載では、歯科医師と歯科衛生士が多忙な看護師に口腔ケアの最新情報をお届けします。

患者さんや家族とのかかわりのなかで、悩むことはありませんか？本連載では、臨床心理学をベースにこころにアプローチするテクニックを10のKey wordにそって解説します。

新しいがん治療薬の知識を得ることに、苦慮されている読者も少なくないのではないでしょうか。本連載では、今チューモクの薬をポイントに沿って解説します。患者指導アドバイスも！

日ごろから、読者の皆さんは患者さんの観察とアセスメントをくり返していることと思います。本連載では、村上教授より、看護師が行う臨床推論についてすっきり解説してもらいます。

リストに並んだ単語を入れていきます。■を並び替えて単語を導きましょう。

「なんと美しい小説なんだ」　40 年以上前、堀辰雄の『風立ちぬ』を読了したときの感想である。戦前に書かれた小説だが、今読み返してみてもその筆致や登場人物の揺れる感情、取り巻く自然のうつろいの描写に、思わず引き込まれてしまう。今でも私の愛読書の一つである。

私が働くウィル訪問看護ステーションでは、都内を中心に岩手県から沖縄県まで（令和3 年9 月現在）13 カ所の事業所があります。約100 名以上の看護師やリハビリスタッフが所属し、「全ての人へ家に帰る選択肢を」を理念に24 時間365 日の訪問看護を提供しています（図）。病院でも在宅でも、提供しているものは看護に変わりないのですが、今回は読者の皆さんに、私が大学病院から訪問看護に転職をして感じた、病院看護とは少し異なる訪問看護のやりがいをお伝えします。